青葉堂の器は京都、有田、九谷、信楽、美濃ほか産地はさまざまです。
また作家活動をしている方の作品もあれば、小さな窯元さんのものもあります。
すべて手作りですので、ひとつひとつ多少の違いは有りますが、それもまた
手作りの器の魅力と思って楽しんで下さると幸いです。




<お使いになる前に>

・焼物には大きく分けて陶器(土物)と磁器(石物)があります。
 どちらも高台がザラザラしていたらサンドペーパーでけずって下さい。
 お手入れなど気になる事がございましたらお気軽にご連絡下さい。



・陶器を使う前に
土物のうつわには吸水性があり、シミになる場合がございます。
使用の前に水につけて下さい。水にひたすことにより、目が詰まりシミになりにくく
なります。
しかし性質上、そうしても絶対にシミないとは言い切れません。またそれが味となり
いい風合いになってきますので、その経年変化も含めて土物の器を楽しんで下さい。

・陶器を使った後に
洗った後はふきんでしっかりと水分をとったあと、充分に乾燥させて下さい。
水分を含んだままにしておくと、カビやにおいの原因になります。





・絵付けについて
絵付けには下絵付けと上絵付けがあります。
素焼きの後に施されるのが下絵付けで、藍色の染付、茶色の鉄絵(錆ともいいます)
などがあります。下絵付けの後、釉薬をかけ本焼成します。そしてそのガラス質の
上に描かれるのが上絵付けになり更にまた焼成されます。下絵付けは剥げてくること
はありません。上絵には赤絵や色絵、金銀彩などがありますが、上絵付けのものは
荒いスポンジなどでゴシゴシこすると剥げてくる可能性がありますので、さけて下さい。